北海道 水産市場
≪北海道の水産市場はあっちにもこっちにもおいしいものが勢ぞろい！！あなたならどこに行く？≫
北海道 水産市場
北海道といえば、あなたの頭には真っ先に何が思い浮かびますか？見渡す限り畑が広がる十勝平野ののんびりとした風景でしょうか？それとも知床や羅臼に代表される大自然でしょうか？はたまた真っ白な雪景色でしょうか・・・。わたしは、何よりもおいしい水産物が真っ先に頭に浮かんでしまう食いしん坊なのですが、きっと、私と同じく、美味しくて新鮮なカニやウニやイクラを思い浮かべた人も相当数いらっしゃるのではないかと思います。
そう、北海道は言わずと知れた水産物王国ですよね。四方を海に囲まれている北海道には、あっちにも、こっちにも、新鮮でとても美味しい水産物が溢れています。わたしは、大学時代の四年間を北海道で過ごしました。その間、道内を友人とともにいろいろ巡り、そして各地で新鮮で美味しい水産物に出会いました。
北海道 水産市場
"とりあえず口にしたイクラ軍艦"の衝撃は大きかった
・・・そんなわたしですが実は、大学に入るまでは北海道の代表的な水産物であるウニやイクラはあまり好きではありませんでした。牡蠣にいたっては全く食べられませんでしたし、正直、水産物よりお肉が好きでした(笑)。ところが、大学に入って先輩に連れて行ってもらった回転ずし店で、衝撃の出会いがわたしを待ち構えていたのです。それは、先輩に勧められ、あまり気乗りはしていなかったものの、とりあえず口にしたイクラ軍艦。
生臭くない！
美味しい！！
あまい！！！
・・・言葉にならない・・・悶絶w
それからというもの、それまでは避けていた苦手だと思っていた水産物も、どんどんチャレンジし（牡蠣も、とくに厚岸産のものならば、生が大好きになりました！）ことごとくその概念を打ち破られ(笑)その結果、こんな記事を書いてしまうほどの北海道の水産物大好き人間ができあがったというわけです。
北海道の水産物はどうして美味しいの？
では、どうしてわたしは生臭くない、美味しい、甘い、と感じたのでしょうか。ここからは、その理由を紐解いていきたいと思います。 北海道の水産物がどうして美味しいのか。一言で言うならば、その「新鮮さ」です。
新鮮だから生臭くない。新鮮だから美味しい。そして、新鮮だから甘いのです。では、なぜ新鮮なのでしょう？当たり前のようで、決して当たり前でない、一番大切な部分を考えてみたいと思います。それははじめに述べたとおり、四方を海に囲まれた北海道の方々で水揚げされる多種多様かつ大量の水産物を流通させる、北海道の水産市場の存在なくして語ることはできません。
北海道 水産市場
北海道内に水産市場はたくさんあります
北海道には言わずもがな、たくさんの水産市場が存在します。札幌の中央卸売市場の場外市場や二条市場、釧路の和商市場、函館朝市などはみなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？ここで、その一例として、わたしが札幌の二条市場に訪れたときのことをお話ししたいと思います。二条市場は、わたしにとって、北海道の水産市場で初めて行った思い出深い場所。
その歴史は古く、明治にさかのぼります。街の中心部にあるという好立地も手伝って、現在も札幌市民の台所として、そして多くの客を集める観光地としてもその地位を確立しています。
「はい！見てってよ～！！」
「これ美味しいからちょっと食べて！！」
「安くしとくよ～このカニ買ってってよ～！！」
ずらっと並んだ水産物のお店からは威勢の良い声が飛び交い、市場は活気に溢れていました。そして色とりどりの水産物が所狭しと並べられ、訪れる多くのお客さんの足も、その魅力に抗えず、ついつい止まってしまうのです。
当時学生だったわたしは、高価なカニやウニにはとても手が出せませんでしたが、行く先々のお店でいただいた、大きな大きなタラバ蟹の脚肉や香ばしくふっくら焼けたホッケの干物など、気前が良すぎる試食でおなかも胸もいっぱいになったのをよく覚えています。そこは、まるで宝物のような水産物が次から次へと目に飛び込んでくる、水産物好きならば誰もが心ときめく場所。そしてそれに加え、そこにいる市場の人々の気持ちのよい心意気も、その魅力をさらに引き立たせているのです。
噂には聞いていたもののそれはわたしの想像の遥か上をいく充実度で、帰り際には「また来たい」と思わせてくれる。そんな魅力を二条市場は持っていました。
北海道 水産市場
北海道に来たら、まずは水産市場に行ってみよう！
そういえば、これはあとから知ったことですが、先に延べた、わたしが北海道の水産物が大好きになったきっかけとも言える、あのイクラ軍艦を提供してくれた回転ずし店は、その日の朝いちばんに札幌中央市場で仕入れた新鮮な水産物をウリにしているお店だったのです。
そう、二条市場だけではないのです。監獄や流氷で有名な網走にも、タンチョウで有名な釧路にも・・・北海道の水産市場は道内の至る処に存在し、地元の人々には地元ならではの味を、そして観光客には誰もが喜ぶおみやげ物と心に残る素敵な思い出を提供してくれているのです。
わたしは北海道の水産市場の存在こそが、多くの食通の人々を唸らせ、そして虜にする水産物の流通のおおもとであり、北海道の北海道たる魅力を発信する場所であり、北海道人気の一翼を担う存在なのだと思っています。北海道内各地にある水産市場。あっちにも、こっちにも、とにかく新鮮で美味しくて、魅力にあふれたものが揃っています。 あなたもまずは調べて、そして実際に足を運んでその魅力にふれ'自分のお気に入りの北海道の水産市場'を見つけてみるのはいかがですか？
北海道 水産市場
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